東大のガイドブック2014-04-14 16:07


『山口晃が描く東京風景』
          『山口晃が描く東京風景——本郷東大界隈』
           山口晃,東京大学出版会,2006年


講演会以来,山口晃の作品を読んでいますが,これは東大とその周辺を描いたものをポストカードにしています。

山口晃ですからどれも素直な風景ではなくて,「S坂」(カバーの絵)には二八蕎麦と思われる屋台があったり,ビルの上に日本家屋風の屋根が乗っていたり,東京大学出版会の入口には本人と思われる人影があったり……,どれもニヤリとしてしまいます。

ポストカードの切手を貼る位置は,おなじみのポチを従えたご本人が「ぺ」と(たぶん切手を)貼っている絵になっています。

そんな遊びが,ほかの作品よりは少なめなのが残念なところです。

東大構内ではありませんが,不忍通りをちょっと入ったところにあるレッテルの「両山堂」もあります。以前,偶然見つけて写真を撮ったりしましたが,やはりここは目を引くのですね。

ポストカードの前にいくつかの作品が載っていますが,公共広告機構マナー広告「江戸しぐさ」のための原画もあって,あああれは山口晃だったか,といまさらながら気付きました。


***

『東京大学 本郷キャンパス案内』
         『東京大学 本郷キャンパス案内』
          木下直之・岸田省吾・大場秀章著,東京大学出版会,2005年


東大つながりで,ちょっと古めのこの本も読んでみました。東大の本郷キャンパスのガイドブックです。

「キャンパス案内とはいえ,本書を手にした読者が接近できるのは建物の一歩手前まで,その内部に立ち入ることはできない」(あとがき)とはいえ,キャンパスの詳細な地図とともに,建物,植栽についての歴史的な説明があります。

安田講堂や三四郎池など,学生として通ったことがなくても知っているところは多いですし,散歩で立ち寄ったこともあるので,記憶を辿りつつ読みました。

一般向けのこんなガイドブックが成立すること自体,東大の認知度の高さでしょう。

『山口晃が描く東京風景』とこの本に載っている地図は,同じものです。細部はそれぞれの本に合わせていますが,東大総務部広報課がつくったものです。これがあれば,迷わず歩けそうです。

☆☆☆

観潮楼2014-04-20 21:18

谷根千の一箱古本市に出店することになったので場所の確認に出かけたのですが,途中で,そういえばまだ行ったことがなかったっけ,と文京区立森鷗外記念館へ寄ってみました。

ここは鷗外が半生を過ごした旧居「観潮楼」の跡地です。

森鷗外記念館

なんだかがっちりした建物です。団子坂から見たところ。

森鷗外記念館

チケットにもパンフレットにもこのロゴが使われていました。

森鷗外記念館

天井が高い! 1階のホールから地下の展示室への踊り場で撮った写真ですが,ここからでも1階分はありそうな高さです。

森鷗外記念館

ひととおり見たあとは,庭の見えるカフェでひと休み。

森鷗外記念館

どら焼きには鷗外の顔が焼き印されています。

森鷗外記念館

観潮楼の平面図。かなり広かったのですね。

森鷗外記念館

鷗外記念館の裏口は,観潮楼の門があったところ。

森鷗外記念館

そこから振り返ると,こんな崖になっています。観潮楼のなまえのとおり,海が見えたというのも頷けます。

☆☆☆

一箱古本市20142014-04-27 20:33

夕焼けだんだん
「不忍ブックストリート 一箱古本市」というのが10年ほど前からおこなわれていますが,今年は4/27と5/3です。今日は知り合いが出店しているので覗いてきました。

第16回一箱古本市
http://sbs.yanesen.org/?p=3604

次の土曜日5/3には鴉鷺工房も出店します。


根津神社では「文京つつじまつり」もやっていますし,お天気もよく,谷根千といわれるこの界隈はたいへんな人出でした。

写真は「夕やけだんだん」から谷中ぎんざを撮ったものです。

☆☆☆